野良猫君がやって来たニャア

図書館に逗留


まだ買い物に出向くのは時期尚早だと思い、私はいったん近所の図書館に出向くことにした。

館内はエントランスの端付近に季節外れの観葉植物が置かれていて、温度・湿度ともに適温だ。
東日本大震災を経験してからというもの私は日本中で巻き起こった事件や事故に対して過剰反応を起こすようになってしまった。
震災とは毛色が違うが、その時私は日航機の墜落事故に関する記事や書物を読み進めていた。
1985年8月12日。事件は群馬県の山中で起こった。

その飛行機の墜落事故は両親や親族を通じて何度か耳にした記憶はあったが、如何せん、私が生まれるより5年ほど前の出来事だったためか、自己の詳細についてまでは不確かな部分もあった。
その事故は、500人の旅行客を乗せたジャンボジェット機が御巣鷹の尾根に墜落し、乗っていた乗客のほとんどが亡くなったという凄惨なものだった。

遺体収容から検視、身元確認作業などその当時の記事に目を通していくに連れて、いつにも増して胸に痛みが襲ってくる。

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